4-2 外壁塗装業者による現場調査
被害状況を業者に確認してもらう。
破損状況により工事の必要があれば業者から見積書を取得し、適用対象であれば保険の申請を依頼しましょう。
4-3 火災保険の申請書作成
火災保険の保険金申請のためには、
①「火災保険請求書」
②「事故報告書(事故状況説明書)」
③「工事の見積書」
などの書類を作成し、保険会社に提出する必要がありますので、保険会社に申請書を請求しましょう。
事故報告書には、被害箇所の写真と建物の図面を添付しなければならないため、被害状況の写真は災害発生後すぐ保存しておき、保険会社が被害状況を判断しやすいようにしておきましょう。ご自身のカメラで被害にあった箇所を撮影しましょう。
また、写真を撮る前に自身の手で破損箇所を修理をしてしまったり、周辺の物を移動したりしてしまうと保険適用されない可能性がありますので、手を加えず被害にあったままの状態で写真を撮っておくことが重要です。
4-4 火災保険の保険会社による破損箇所の調査
保険会社から保険鑑定人(損害鑑定人)が現場に派遣され、被害額の算出や自然災害かどうかを判断するための調査を行います。
このとき保険鑑定人の調査内容とリフォーム会社の調査内容の見解に相違があった場合は、経年劣化かどうかの判断や適切な住宅リフォームの方法が話し合いが行われます。
4-5 火災保険の適用対象か審査
保険会社が、加入者から提出された申請資料や現場の被害状況などの情報をもとに、火災保険を適用するかどうか、保険金をいくらにするかについての最終審査を行います。
4-6 火災保険の保険金支払い
審査の結果、被害箇所が火災保険の保険適用対象と認められれば、顧客指定の口座に保険金が支払われます。
火災保険の保険金は、事故発生から約1~2週間を目安に振り込まれます。
ただし大災害時には、受け取りが遅れる可能性があることを考慮しておきましょう。
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