3. 外壁リフォームで助成金・補助金を受け取る条件
申請するために必要な条件のなかでも、代表的なものは以下のようになっています。
〈地域の活性化〉
・市区町村内のリフォーム業者が施工する
・申請者が申請地域に〇〇年以上居住する
〈省エネ・エコ〉
・遮熱塗料を使う
・断熱塗料を使う
〈申請者の条件〉
・税金を滞納していない
・過去に同様の制度を受けていない
〈住宅の条件〉
・定められた築年数、耐震基準の範囲内
・施工工事が一定以上の金額である
上記のような条件が見られますが、詳しい内容は各自治体に問い合わせるのが確実です。
条件にあえば必ず受けれるものではなく定員数に限りがある場合もございます。
なお助成金(補助金)制度はほとんどの場合、期限が決まっています。予算の上限に達し次第、期限を待たずに申し込みが締め切られこともあるため、外壁塗装を検討し始めたらお住いの市区町村・都道府県へ早めに確認・申請されることをおすすめします。
お住まいの市区町村のホームページで助成金(補助金)制度の有無や支給条件を知ることができます。
4. 助成金(補助金)の申請から受け取るまでの流れ
外壁塗装/屋根塗装の助成金・補助金を受け取るための、一般的な手続きの流れは以下の通りです。
1.自治体に申請書提出
申請書類を用意し提出します。
自治体によって必要書類は異なるため、漏れのないよう注意しましょう。
申請から交付決定までの期間は、およそ2週間から一か月ほどかかります。
2.交付決定後、塗装業者と正式契約 工事開始
交付が決定されたら塗装業者と契約をして工事を開始します。
申請書を提出しても必ずしも許可されるとは限りませんので、交付が決定してから契約する必要があります。
3.報告書提出
工事が終わったら、施工前・施工後の写真などを添えた「工事完了報告書(実績報告書)」を自治体に提出します(自治体によっては、完工後の現場確認をすることもあります)。
完工した日から1〜2ヶ月以内を提出期限としていることが多いです。
4.交付確定通知・請求書の提出・助成金の受領
書類審査終了後、交付確定通知書が届きます。2週間〜1ヶ月程度で助成金・補助金が振り込まれます。
《申請時に必要な書類》
・工事に関する見積書
・建物の登記事項証明書(建物の所有者を証明するもの)
・施工前の建物写真
・税金に未納がないことの証明の書類
また助成金・補助金の制度や状況によっては、以下のような書類も必要になってきます。
・塗料の性能に関する証明書類(カタログなど)
・委任状(施工業者が代理で申請する場合)
・貸主の承諾書(賃貸物件をリフォームする場合)
※繰り返しになりますが、必要書類は申請する各自治体によって異なります。
申請書類に不備があれば、手続きが遅れたり助成金が受け取れなかったりということがありますので、申請前に自治体のホームページなどで再確認するようにしてください。
助成金(補助金)の申し込み代行を施工業者がしてくれる場合も!
手続きにはそれなりの手間や時間がかかります。
書類不備や必要な添付資料不足などがあれば、それだけ余分な時間と労力の浪費につながってしまいます。外壁塗装業者のなかには、申請手続きを代行してくれるところもありますので、確認と相談をおすすめします。
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