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外壁塗装費用

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Check Point 2 詳細・明確な見積書であるか

見積書に以下のことがきちんと記されていますか?
・施工内容
・施工箇所
・施工面積
・数量
・単価 
・塗料の種類及び商品名
・会社の正式な社名・住所

見積書に「外壁一式〇〇円、屋根一式〇〇円」と書かれている業者がいますが、このような簡略な表記では具体的な内訳が不明確です。信頼性のある業者は、見積書に材料費と施工費を分けて詳しく記載し、使用する塗料名や缶数なども具体的に示します。また、具体的なサービス内容や工程も明確に説明された詳細な見積もりが提供されます。

お客様は詳細な見積もりを入手することで、外壁塗装にかかる総費用を正確に把握できます。これにより、契約内容を明確にし、納得した上で施工を依頼できます。お客様が安心して選ぶためには、3社以上の業者から相見積もりを取ることがおすすめです。複数の業者から提供された詳細な見積もりを比較することで、価格やサービス内容を簡単に比較でき、最適な業者を選ぶことができます。


Check Point 3 塗料メーカー標準仕様であるか

工事契約書の内容は非常に重要です。契約書には工事の概要や具体的な仕様が明記されていますので、契約書を十分に読み、標準仕様が満たされているかを確認することが大切です。

また、依頼した業者に対して、使用する塗料や塗装の手法、そして施工の具体的な流れについて質問することもおすすめです。これによって、工事の内容や進行についての理解が深まり、後々のトラブルを防ぐことができます。契約書と業者とのやり取りを通じて、安心して工事を進めるための基盤を築くことができます。


標準仕様
■塗り回数
外壁塗装の基本工程は、下塗り(1回)、中塗り(1回)、上塗り(1回)の計3回塗りです。
下塗りは吸い込みを防ぎ、外壁と新しい塗料をしっかりと密着させる役割があります。そして、中塗りと上塗りの2回の塗り重ねによって、耐久性の高い、ムラのない均一な塗膜が形成されます。この工程を省略したり、塗りが不足すると、塗装の耐久性が損なわれる可能性があります。
この3回の塗りが外壁塗装の基本で、一つでも抜かれると塗装の品質が低下します。

■乾燥時間
外壁塗装の際、各工程での塗料が乾燥する時間は、通常3~4時間程度です。各層を重ね塗りする際の乾燥時間を「塗り重ね乾燥時間」と呼びます。この時間を守らないと、きれいに仕上げたつもりでも、しわやひび割れ、密着不良などの問題が生じる可能性があります。塗装の各工程で指定された乾燥時間を十分に守ることが、仕上がりの品質を保つために非常に重要です。

■塗布量
適正な塗料使用量とは、塗料が本来持つ性能を最大限に引き出すために必要な量のことです。塗料メーカーは、1平米あたりに必要な塗料の量や、1缶当たりの塗り面積などを規定塗布量として示しています。これらの情報は、公式サイトや塗料のカタログで確認できます。適切な量の塗料を使用することで、塗料が持つ性能を十分に発揮し、期待通りの塗装仕上げを確保することができます。
つまり、指定された塗料の使用量を守ることが、塗装の品質を高める秘訣なのです。
※気を付けよう
塗料を薄めて使う悪徳業者があります。このような被害を防ぐために、塗装面積に対して必要な缶の数を仕入れているかを確認することが大切です。具体的には、実際に塗料の缶を確認したり、メーカーから提供される出荷証明書をチェックすることができます。


Check Point 4 塗料の選択が適切であるか

塗料にはさまざまな種類があり、それぞれが特有の特徴を持っています。樹脂の種類や組み合わせによって、耐久性、汚れにくさ、防水性、遮熱性などの性能が異なります。どの塗料を選ぶかによって、家の劣化や快適さに影響を与えます。業者選びの際には、自分の希望に合った塗料を提案してくれるかどうかも重要です。家を長持ちさせたい、汚れが気にならないような塗料を使いたいなど、目的によって選ぶ塗料は異なります。
また、選ぶ塗料の種類によって費用も変わってきます。耐久性が低い安価な塗料と、高性能で費用が高い塗料では、数十万円の差が生じることもあります。今回は費用面を重視したいなどお客様の要望を的確に業者に伝えましょう。

また信頼性のある塗装業者は、地域の気候や建物の特性を考慮に入れて、最適な外壁塗料を提案してくれます。契約前には、使用する塗料の種類やブランド、色、施工手法、保証内容などが明確に記されているか確認しましょう。また、業者が塗料に関する質問に適切に答え理解を示すことは、信頼性の証拠となります。

適切な塗料の選択は、塗装工事の耐久性や美観を確保するうえで非常に重要です。


Check Point 5 実績・経験が豊富な業者であるか

これまでどのような施工をしてきたのか、施工実績は確認しましょう。
外壁塗装業者を選ぶ際には、過去の施工実績や経験が非常に重要です。実績豊富な業者は、過去の成功や失敗から学び、最適な施工方法を提案できます。

塗装知識が豊富な業者は、外壁の状態を正確に評価し、適切な施工方法を提案できます。適切な塗料選定や下地処理の方法は専門的な知識が必要です。経験が豊富な業者は、過去の実績や失敗例を踏まえ、耐久性と美観を向上させる最適な対策を知っています。無駄なコストを削減し、お客様に合った塗装工事を行います。高品質な施工を行うためのノウハウを持っており、長期的な視野に立ったアドバイスも提供してくれます。

塗装業者を見極める際、資格や許可は選定の要素ではありますが、外壁塗装業者の特徴として、技術に優れながらも資格を持っていない職人が多いことが挙げられます。職人の技術が高く、経験豊富な業者を見極める際には、過去の施工実績や施工されたお客様からの評価、提案の幅広さを確認することが大切です。経験豊富な職人は、様々な家の状態に応じた適切な塗装工事を行えるため、安心して依頼できるでしょう。


Check Point 6 完了後のアフターフォローが明確にされているか

外壁塗装を行う際には、保証書の取り扱いに注意が必要です。
優良な業者は、保証内容を丁寧に説明し、口頭だけでなく書面で保証書を提供してくれます。この保証書には、保証の内容や条件、期限などが明確に記載されています。
外壁塗装は塗ってすぐではなく数年後に仕上がりの差が出るので外壁塗装後のアフターフォローや保証は大切です。優良業者はアフターフォローが充実している傾向があります。
塗装後の定期点検や不具合があった場合の対応など工事後もきちんと対応してくれる業者を選びましょう。

ただし、業者によって保証の範囲や条件、期間などが異なります。中には保証がない場合もあります。また、保証があっても、実際に問題が発生しても保証を適用してもらえないケースもあることから、契約前に必ず書面の内容を確認しましょう。安心して外壁塗装を行うためには、保証内容をきちんと把握しておくことが大切です。


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