4-4 塗装面積をしっかりと把握している業者を選ぼう!
塗装面積とは、その名の通り「塗装をする部分の面積」のことです。窓や玄関ドアなど塗装をしない部分もありますので、これらの部分が塗装面積に入っていないか確認することが重要です。
塗装面積で使用する塗料の量が変わります。塗装面積を正確に把握することは非常に重要になってきます。しかし、この塗装面積は業者によって違うということもありますのできちんと確認しましょう。
4-5 実績がある業者を選ぼう!
業者のホームページには実際に施工された建物の「施工事例」を載せてあるところもあります。施工実績もお客様の声と同じように、その業者を信頼するための一つの目安にすることができます。各工程の写真が具体的な内容であること、また内容が詳しいほど自社の施工に自信を持っている業者であるので、信頼できる業者だといえます。
4-6 営業マンの対応をチェックする
いい加減な対応をする営業マンがいる業者は候補から外しましょう。
依頼主がわからないような難しい専門用語を並べる営業マンや「今決めてくれれば安くできますよ」と言葉巧みに契約を急かす営業マンにも注意が必要です。冷静な判断ができない内に契約を結ぼうとしている可能性があります。このような場合、決して契約はせず「家族と相談する」「他の業者と比較したい」といった理由を伝えその場での契約は避けましょう。
自社のデメリットをきちんと伝えてくれて依頼主に寄り添った対応をしてくれる営業マンは信頼できます。
※訪問販売自体は悪くないのですが、悪質なやり方が横行しがちなところですので、その業者を吟味する必要はあります。訪問販売で言えることは、直ぐに契約はしないように…です。
4-7 工事に必要な資格の有無
外壁や屋根の塗装リフォーム工事は特別な資格や国や市町村などの行政からの許可がなくても行うことができる工事です。許可証や資格を持っていなくても悪徳業者であるとは限らず、長年地元で営業を続けてきた地域で評判の優良業者である場合もあります。資格や許可だけを頼りに塗装会社を決めてしまわずに資格以外の判断指標も加えて複合的に塗装会社や職人を見極めるのが良いでしょう。
4-8 アフターフォローや保証内容の充実
契約前に、必ずアフターフォローや保証内容を確認しておきましょう。
塗装は人の手で施すものなのでミスが起きてしまう可能性は否定できません。また外壁塗装は施工後すぐではなく数年後仕上がりに差が出てくるため工事が終わった後も定期的な点検が必要になります。塗装後に施工不良が発生した場合、保証対象の劣化であれば無償で補修、塗料不具合であればメーカー立ち合いの調査が入るなど、原因に合った対応をしてもらうことが出来ます。
そこで大事なのは業者が用意している保証です。どのような保証があるか、受けられる条件や期間も確認しておきましょう。また保証については保証書という形で必ず書面に残してもらい、なくさないように保管しておくことが重要です。
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