4-1 条件を合わせて依頼を行う
相見積もりは価格などの条件を比較する目的で行います。
その為、条件が異なっていては正しい比較が出来ません。
相見積もりを行う際は依頼する業者全てに条件を合わせて行うのが鉄則です。
4-2 予算や時期・希望する内容を明確に伝える
相見積もりをとる際には 予算や施工時期、希望内容を明確に伝える事が大切です。
時期によってはそもそも、対応出来ないケースもありえます。
また何を最重要視しているのか。価格、耐久性、見た目(外観)など最優先したいことを最初に明確に伝えましょう。
4-3 相見積もりである事を知らせる
相見積もりを行う際には、 見積もりを依頼した業者に対して、相見積もりである旨を伝える方が良心的です。
依頼の電話をする際には「他にも見積もりを依頼しております」と一言添えるとよいでしょう。
また業者側も比較されていることが分かると、サービスや金額を調整してくれる可能性があります。
4-4 必ず断りの連絡を入れる
相見積もりを行った際に断わらなければならない業者を放置するのはマナー違反です。
依頼をする・しないに関わらず連絡はいれるようにしましょう。
施工時期の確保や、人員の確保を行っている業者もございます。依頼する業者が確定したらお断りする業者には必ずその旨を伝えましょう。
また断る際に理由を伝えるとより親切です。あくまでも伝えられる範囲内で、今回の断り理由を伝えることで断られる側も納得が出来ます。
時間をかけて見積りを提出してくれた相手に対して、誠意を持って対応しましょう。
4-5 相見積もりでやってはいけない事例
・業者ごとに条件を変えて見積もりを依頼する
・何度も条件を変更する
・安さ(価格)だけで業者と契約してしまう
・依頼した全ての業者からの見積もりを待たずに契約してしまう
見積もりは必ず現場調査が必要であり、本来であれば見積もりを取るのにも人件費が発生します。
しかし、今の時代見積もりにも費用がかかるとなるとお客様が来てくれないということで、ほとんどの業者で見積もりは無料での対応となっています。
そのような状況の中、上記のような見積もり依頼をしてしまうと、業者側に無駄に人件費がかかってしまうなど、「見積もりを依頼する気がないのでは?」などと思われてしまい逆に業者から施工の断りをされてしまうといったケースにもなりかねます。
相見積もりであっても、最低限のマナーをきちんと守って業者へ依頼することで、円滑に工事依頼ができます。