そもそも、なぜ相見積もりが必要なのか…。
知り合いに信頼できる業者がいるから、わざわざ相見積もりをとる必要などないのでは?そのようにお考えの方もいらっしゃるかと思います。
相見積もりは、手間も時間もかかる面倒な作業です。しかしそれと同時に相見積もりをとるメリットもございます。
価格面だけみれば、ネット通販を例にとってもわかるように同じ商品でも価格差があります。それが人の手による塗装工事であれば、価格差は更に顕著にあらわれます。
塗装工事は高額な費用がかかってきますし、短時間で終わる作業ではありません。
依頼する業者によっては大きな損失が出てくる場合もございます。安ければ良いというわけではなく、自分の家に合った工事を行ってくれる業者を探す必要があります。
そのために相見積もりをとって、どの業者に依頼するのがベストなのか?数社を比較して信頼できる業者を探すことをおすすめしています。
ではどのようなメリットがあるかみていきましょう。
メリット1:相場がわかる
塗装業界は決まった価格がありません。
提出された金額がはたして高いのか?安いのか?判断に困るかと思います。
そこで数社から取った見積もりで塗装工事の相場がある程度わかるようになります。
びっくりするような高い金額の見積もりもありますし、逆に「え、こんな金額でいいの?」という不安を持つような見積もりもあります。あまりにも安い金額の場合工事内容も気になりますよね。
数社から相見積もりをとることで、ある程度の相場がわかり、また工事内容も比較できるので価格だけで判断することもなくなります。
メリット2:知識が身につく
見積もりの工事内容についての素朴な疑問…
塗装工事は聞きなれない用語や手法があるため、相見積もりをすることで、それらの用語や手法もわかるようになります。それぞれ業者の説明を聞いていくうちに、工事内容について全くわからない…から、少しずつ知識が得られてきます。
メリット3:不正防止策になる
本来あってはならない塗装工事での不正はいまだに様々な手口で行われています。
施工後すぐにはわからないことから、「作業工程を無断で省く」・「塗料を規定以上に薄めて使う」・逆に「不必要な施工を含めて金額を上乗せしてくる」ということもあります。
相見積もりをすることで、そうした不正を見極め、未然に防ぐことも可能です(本当に必要な工事内容かどうかを見極められる)
相見積もりは価格を比較するだけのものではなく、塗装業者の不正防止策にもなります。