・火災保険を利用する
外壁・屋根塗装であまり知られていませんが、火災保険で外壁・屋根塗装は保険適用が認められるという事があるということをご存知でしょうか。
また、どういう症状が対象になるのかも知っておくと、費用を抑えることができます。適用条件は保険によっても異なるため、正確には加入している保険を確認する必要があります。一般的に、火災による損害のほか、落雷・破裂・爆発・風・ひょう(雹)・雪災による損害を補償します。例えば、台風時に飛来物や落雷などで外壁が損傷した場合適用される可能性があります。また多様なリスクに対応できるオールリスクタイプの保険もございますので、ぜひ一度内容をご確認されてください。
外壁塗装をやるタイミングは、屋根塗装や修理も必要になってくるので、外装も含めて一式工事をしようとすると当然金額は高くなります。しかし、火災保険を利用することで、保険料が使えて費用を抑えることができる場合があるのでこちらはぜひ利用されることをおすすめします。
ご自宅の災害リスクを見直して必要な保険に加入しておくだけで災害への備えになります。火災保険はご自宅に合わせたご契約内容できちんと加入していれば、損害に合わせて保険金がしっかりと支払われます。
保険は自分から申請しない限り、補償を受けることができません。外壁塗装をする際には、火災保険に加入しているかどうか、また、加入している場合はどのような条件で保険がおりるのかなど事前に確認しておくことをおすすめいたします。
・外壁と屋根は同時に施工
“費用を抑える”という点で考えるならば、外壁と屋根を同時に塗装した方がお得な場合もあります。
なぜならば、外壁を塗装するときも、屋根を塗装するときも「足場」が必要となってきます。
例えば、一度の塗装で足場代は10万円〜かかります。屋根と外壁の塗装を別々に行うとなると、足場費用が二度かかるということです。しかし同時に施工したほうが安いからといって必ずしも同時に行なう必要はなく、屋根の劣化次第では別の機会に行った方が良い場合もあります。
塗装は、ただ色を塗り替えてきれいに見せるという目的だけでなく、住まいを長持ちさせいつまでも快適な状態を保つといった目的もあります。
外壁も屋根も定期的な塗装メンテナンスは必要でありますので、外壁塗装をする際には、一緒に屋根塗装も検討してみてはいかがでしょうか。
外壁・屋根の色また素材を一緒に検討できるので、まとまりのあるデザインになります。
外壁と屋根を同時にリフォームすることで、統一されたバランスが良い仕上がりで美しく生まれ変わることが可能になります。
・耐久性の高い材質・塗料での施工
耐久性の高い塗料や外壁材を選択すると他のものに比べ高額になることがあります。
しかし、長い目で見ると耐久性が高いということは、それだけ次の外壁リフォームまでの間が長くなるということになります。
安価な塗料や外壁材を使ったリフォームを短いスパンで2回行うよりも、耐久性の高いもので1度しっかりリフォームした方が結果的に費用を抑えるということになります。安い塗料を使うとその分外壁塗装の頻度が増え、トータルコストはかさんでしまいます。
外壁塗装は周期的に行うものです。目先だけの考えでなく「今後も家を守っていくため」と長期的な目で考えることが大切です。
・キャンペーンを利用する
外壁塗装をしている業者の中にはキャンペーンを実施しているところがあり、上手くキャンペーンに適用されれば、工事費用を安くすることができるため、よりお得な条件で工事をすることができ、費用を抑えることができるでしょう。
たとえば、塗装業者のホームページ上でキャンペーンが宣伝されていることもあれば、新聞やチラシなどの広告によってキャンペーンをアピールしていることもあるため、外壁塗装を考え出したら、新聞や広告などこまめにチェックしいろいろな情報から外壁塗装のキャンペーンやお得な情報をキャッチしましょう。またチェックしていく中で気になるチラシはストックしておくことを心がけましょう。お得情報をキャッチできるだけでなく、見積額を比較・検討する際に役に立ちます。
しかし即決を迫る目的の「キャンペーン」は注意が必要です。訪問販売に多く見られるのですが、「今だけのキャンペーンなので」「即決してもらえた場合のキャンペーンなので」「今すぐ決めなければこのキャンペーンは終わってしまいますよ」など即決を煽ってくる業者には要注意です。
このような言葉に惑わされずにじっくり選ぶようにしましょう。
・日頃のお手入れ
外壁塗装の費用を抑えるには・・・?
ご自身でできることがあります。それは、日ごろからのお手入れです。
外壁の汚れは放置すると劣化を早める要因に繋がります。つまり日頃から汚れをこまめに落としていれば、それだけ劣化するスピードを遅くすることができるということです。また定期的に業者にメンテナンスをしてもらうことも効果的です。専門の業者からしっかりとチェックしてもらい、ひび割れなど劣化がひどくならないうちに補修したりすることです。
長い目で見たときに、日頃からの心がけで外壁塗装費を抑えられるというわけです。