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外壁塗装費用

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4. 遮熱塗料の費用

遮熱塗料の費用は、建物の面積や塗料の種類、施工方法によって大きく変わります。 一般的に、遮熱塗料は標準的な外壁塗料に比べてやや高価です。 遮熱塗料には、シリコン系やフッ素系などさまざまな種類があります。
一般的には、1平方メートルあたり3,000円~7,000円程度が目安です。
高性能で耐久性が高くなるとその分費用も高くなります。

遮熱塗料を選ぶ際は初期費用がかかりますが、長期的には電気代の節約効果が期待できます。特に夏季のエアコン使用量が多い地域では、遮熱効果によって室内温度の上昇を抑え、冷房費を軽減することができます。また、建物の耐久性を向上させる効果もあり、外壁や屋根のメンテナンス費用を抑えることができます。

※助成金を活用できる場合がある
施工時期や地域によっては、遮熱塗料の施工に対する割引や助成金が利用できる場合があります。自治体によっては省エネルギー対策として助成金を提供していることもありますの。詳しくは、お住まいの各自治体や関連機関の公式ウェブサイトを確認するか、市町村の補助金窓口に直接お問い合わせてください。

【参考】外壁塗装で助成金が受けられる工事は?





5. 適用範囲

遮熱塗料は主に屋根に使用されます。
屋根は太陽光を直接受けるため、遮熱効果は重要になります。遮熱塗料を塗布することで、屋根表面の温度上昇を抑え、建物内部の温度を下げる効果があります。
外壁にも遮熱塗料を使用することができます。南向きや西向きの壁は日射が強く当たるため、遮熱効果が有効です。これにより、室内の温度を抑え、エアコンの使用を減らすことができます。
屋上部分も遮熱塗料の適用範囲です。屋上は広い面積で日射を受けるため、遮熱効果が高いと建物全体の温度管理に貢献します。特に平らな屋根や緑化されていない屋上では、遮熱塗料の効果が発揮されます。
遮熱塗料の効果は、使用される塗料の種類や施工方法、塗布される表面の材質や色、環境条件などによって異なるため、最適な選択と施工が重要です。 ただし、遮熱効果を感じにくい環境もあります。それは寒冷地や日当たりが悪い家です。こうした場所では、太陽の光で室内が暑くならないため、遮熱塗料の効果があまり発揮されません。寒さが問題であれば、遮熱塗料ではなく室内の暖かさを外に逃がさない断熱塗料を使うことをおすすめします。



6. 遮熱塗料と断熱塗料の違い

遮熱塗料と同様に、室内の温度上昇を抑えるための塗料に断熱塗料があります。遮熱塗料と断熱塗料の大きな違いは、保温効果があるかどうかです。どちらも「温度上昇を抑える」ことを目的としていますが、その方法が異なります。断熱塗料は「熱を通しにくくする」ことで室内の温度を保ち、遮熱塗料は「熱を反射する」ことで太陽光の影響を減らします。

【遮熱塗料】 遮熱塗料は光を反射して、建物の中に熱が入るのを少なくし、室内の温度上昇を抑えます。そのため、外からの熱が伝わりにくくなりますが、保温効果はありません。

【断熱塗料】 断熱塗料は光を反射しないので、熱が発生するのを防ぐことはできませんが、外からの熱や冷気が建物の中に入るのを防ぎます。これにより、室内の温度上昇を抑え、夏は涼しく、冬は暖かく保つことができます。断熱塗料は室内外の熱の移動を遮断するので、冬でも暖かさをある程度保つことが可能です。 費用面ですが、断熱塗料の方が遮熱塗料に比べて価格が高くなります。



7. 遮熱塗料はこのような方におすすめ

● 屋根が金属材でできている
金属屋根の家には、遮熱塗料が効果的です。屋根がトタンやガルバリウム鋼板などの金属材でできている場合、遮熱塗料を塗ることで室温の上昇を抑え、涼しく過ごせる可能性が高くなります。金属は熱を伝えやすいため、他の屋根材よりも日光の影響を受けやすいですが、遮熱塗料で日光を反射することで、金属屋根でも熱が伝わりにくくなり、室内の温度上昇を防ぎます。

● 薄い瓦(カラーベスト)
薄い瓦も熱を通しやすくなります。カラーベスト(コロニアル)瓦は薄いため屋根の下の部屋はとても暑くなる傾向にあります。

● 吹き抜け天井がある 吹き抜け天井があると、屋根の表面温度が室内温度に影響しやすくなります。吹き抜けのある家は天井が高く部屋全体の容積が大きいため、冷房が効きにくく室内が暑くなりがちです。遮熱塗料を使うことで、室温の変化を感じやすくなるでしょう。

● 2階にリビングがある 日当たりのよい2階は、室温が上昇しやすい場所です。1日の多くの時間を過ごすリビングが暑いと、住みにくさを感じる原因となります。 遮熱塗料により2階全体の温度が下がれば、塗装前と比べて快適な住まいになるでしょう。

● 3階建てである
3階建ての家は周りに日光を遮るものがないため日当たりが良いです。また3階建ては、軒先が短いことが多く、日光が直接外壁に当たりやすいため、室内が暑くなりやすいです。そのため、遮熱塗料を使って日光を反射すると、室内の温度が下がりやすくなります。
※寒冷地域や日当たりが悪い家の場合は効果が出にくいためおすすめしません





8. 遮熱塗料を使用する際に注意したいこと

・適切な施工
遮熱塗料の効果を発揮するためには、正しい方法で塗装することが重要です。遮熱塗料は規定の厚さで塗布する必要があります。薄すぎると効果が発揮されません。専門知識を持つ業者に依頼し、適切な厚さで均一に塗布してもらうことが求められます。また屋根や外壁の下地が劣化している場合、遮熱塗料の効果が減少することがありますので、塗装前に適切な下地処理を行いましょう。

・塗料の種類と品質
遮熱塗料にはさまざまな種類があります。高品質な製品を選び、メーカーの指示に従って使用することが重要です。 遮熱塗料の効果を最大限に発揮するためには、選ぶ色も重要です。高反射率の白色・明るい色は反射率が高い色で、太陽光を最大限に反射します。なかでも白は遮熱効果が非常に高いです。

・他の暑さ対策との併用
遮熱塗料だけでは、すべての暑さを完全に防ぐことは難しい場合があります。断熱材の使用や屋根裏の換気の改善など他の暑さ対策と組み合わせることで、より効果的に暑さを軽減することができます。

・専門業者の選定
遮熱塗料の塗装は専門的な知識と技術が必要です。信頼できる専門業者に依頼しましょう。

・定期的なメンテナンス
遮熱塗料の効果を長持ちさせるために、定期的なメンテナンスが必要です。汚れや傷がついた場合は早めに対処しましょう。

これらのポイントに注意することで、遮熱塗料の効果を最大限に引き出し、その効果を正確に確認することができます。




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