塗装とは既存の塗膜を剥がしてから、再度塗装を行うメンテナンス方法です。
費用相場は30坪の住宅で60万~100万円程度です。ガルバリウム外壁がさびたり、塗装が剥げてきたりした場合に塗装をします。劣化があまりのも進んでいる場合には、塗装メンテナンスを行うことができません。10~15年を目安にして外壁塗装を定期的に行い、劣化を防ぐことが大切です。

今回はガルバリウム鋼板についてお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

ガルバリウム鋼板が優れた建築材料であることは十分ご理解いただけたと思います。

金属であるのにさびに強く、耐久性や防水性が高いことから人気が高い外壁材のひとつです。また、軽量で耐震性にも優れており、地震の多い日本ではガルバリウム鋼板を選ばれる方も増えています。高いデザイン性を持っておりスタイリッシュな家に仕上がることも人気の一つです。

バランスの良い良質な外装材ですが、完全なメンテナンスフリーの外装材ではありません。一般的に普及している外装材と比較すると耐久性に優れていますが実際には10～20年毎に塗り替えなどの大規模メンテナンスが必要となります。また、施工時の初期コストや大規模修繕時のメンテナンスコストなどは他の外装材と比較してもやや高めです。

このように優れた建築材料であってもやはりデメリットは存在します。ただ、そのデメリットをカバーできるような適切な使用や工事を行うことで十分にその効果を発揮することができます。お住まいの印象を左右する外壁材だからこそ、ぜひ納得のできるものを選んでいきましょう。


ガルバリウム鋼板外壁のリフォームには専門的な知識が必要になりますので、業者の方と相談してお住まいの環境などにあった最適な外壁材を選択しましょう。