知って得する外壁塗装の工事の流れ!
「外壁塗装?これからどんな工事がはじまるのだろう」と気になっている方もいるかもしれません。塗装工事は単に塗料を塗るだけではないのです。塗装工事には、足場の設置や高圧洗浄、下地処理、養生など、塗料を塗る以外にも様々な工程があります。ここでは、知っているようで知らない外壁塗装の工事の流れ、また工事期間がどれくらいなのかをご紹介します。
1. 工事内容(工事の流れ)
1-1 近隣挨拶
近隣への挨拶は、外壁塗装が始まるおよそ1週間前には済ませておくことをおすすめします。その際、工事開始日・工事期間などをお伝えします。
また工事が始まると、騒音・臭い・ペンキなどの飛散などが原因で近隣の方に影響を及ぼすこともあります。近隣の方々とトラブルを引き起こさないためにも、事前に説明をしてご理解をいただいておくことが重要です。
塗装業者の多くが近隣挨拶をしてくれますが、できればご自身で挨拶にまわることをおすすめいたします。
1-2 足場設置
外壁塗装工事は高所作業となるため、足場を組むことで2階部分や屋根での作業を安全に進めることが可能になります。
高圧洗浄の水や塗料が周辺に飛散しないように、メッシュシートや飛散防止シートも併せて設置していきます。
※足場があることで外壁塗装工事の作業の「安全性・効率化」を図ることができる。足場仮設の際は鉄を叩く「カンカンカン!」というような騒音が出ますので騒音クレームが想定されます。
事前に近隣への挨拶は行いましょう。
1-3 高圧洗浄
特殊な機械を使って水を高圧で噴射しホコリや汚れ、苔などを洗い落とします。しっかりと洗浄をして、塗料と素材の結合を強いものにします。この作業は大切で下処理の一部で処理が不十分だと、塗り替え後の「剝がれ」など、不具合を起こす原因となりますので洗浄は時間をかけて丁寧に行います。
※洗い残しによる「塗膜剥離」には要注意。隅々まで丁寧に高圧洗浄を行う業者なのか、外壁塗装工事前に見極めましょう。
1-4 下地処理
下地処理とは、ひび割れの補修、旧塗膜の撤去、サビ処理剤による下地調整などです。
この下地処理は非常に重要な工程と言われています。
丁寧な下地処理によって、塗装の仕上がりに大きな差が出ます。また塗装の耐久性も大きく変わってきます。
・ひび割れの補修
ひび割れの部分にはシーリング材を充填して埋める補修を行います
・旧塗膜の撤去
主に鉄部のサビや汚れ、旧塗膜の撤去を行う作業のことをケレンといいます。ヤスリなどを使って作業します。そうすることで、塗装の密着が良くなります。