4. 塗装業者とのお金に関するトラブル
4-1 違約金を請求された
間違って…
せかされて…
断れず契約してしまったために解約することを伝えた際に違約金を請求された。
この場合クーリングオフを利用しましょう。
クーリングオフは商品や権利の販売、役務に関して適用されるものです。
クーリングオフの期間は、業者側から法定書面を受け取った日から起算して8日以内(特定商取引法9条)です。
その際違約金などは発生しませんので、塗装業者にクーリングオフを利用することを伝えましょう。
4-2 追加工事の発生!
「追加費用の請求」もよくあるトラブルのひとつです。
実際に工事が始まると事前の調査ではわからなかった問題が出てくることもあります。すると、最初に提示された工事費用のほかに、追加費用が発生してしまう可能性があるのです。
ただし最初の見積り金額を低く出して、オプション工事としてあれもこれもと増えていき当初の金額よりかなり増えてしまったということもあります。このようなことを防ぐために、追加工事が発生する可能性やその際にかかる費用を事前に確認しておくことが大切でしょう。
見積書や契約書の内容が明確でないと、追加費用を請求される可能性が考えられます。詳細が記載されていない契約書にも要注意です。
追加工事が必要なケースの場合は追加工事が発生した時点で、口頭ではなく、必ず再度契約書を交わすようにしましょう。
4-3 見積もりが不明確
外壁塗装の見積書は通常であれば「塗料代〇〇円」「足場代○○円」などのように、その内訳が明記されています。
しかし業者のなかには、「一式〇〇円」など、大ざっぱな見積もり書を出したり、見積もりの内訳の説明をきちんとしてくれなかったりする業者もいます。
不透明な見積もりは、お客様を不安にさせるばかりでなく、追加料金の発生などのトラブルの原因にもなります。
見積もりを出してもらう段階で、「何の作業にどのくらいの費用がかかるのか」が明白に記述されている見積もりを出してもらうように求めましょう。