3-1 近隣挨拶をしなくて起きたトラブル!
・工事を開始することについて何も知らなかった
・騒音や匂いに関するクレーム
・休日に作業してほしくない
・高圧洗浄の水が飛散してきた
・路上に駐車した業者の車が邪魔になっている
・塗料が飛んでこないか不安
事前の挨拶でこれらのトラブルは防ぐことが可能です。長いお付き合いになるご近所様との関係を良好に保ち、トラブルの発生を未然に防ぐこと、また迅速な対応で関係が悪くならないようにすることが大事です。
着工の一週間前には挨拶まわりをするようにしましょう。
3-2 挨拶ではどんなことを伝えるといい?
工事期間中は騒音や業者の出入りなど近隣の方には迷惑をかけてしまいます。
工事が始まる直前に告知されるよりも、着工一週間前に挨拶をすることでコミュニケーション不足によるトラブルを回避することが出来ます。
工事の一週間前の挨拶で、お伝えすること
・工事の期間、時間
・自分の名前、連絡先、住所
・施工業者の名前、連絡先、住所、ホームページ
・休日の工事について
・施工内容(わかる範囲で可)
近隣住民への事前説明は基本的に業者が行うものですが、自らも事前に挨拶にまわり「工事期間」や「業者の駐車場所」などをしっかり伝えておくことをおすすめします。
また、工事期間中に近隣住民と会った際は「ご迷惑をおかけしております」とひと声かけることで、周囲への配慮を伝えることができます。
3-3 工事中の騒音・臭い
ご近所トラブルの原因で最も多い騒音。
外壁塗装も色々な騒音が出ます。足場組立、また解体時の大きな音、トラックの出入り音、また高圧洗浄のエンジン音、養生の風が吹いた時の音などなど、気になる方はどのような音でも騒音になります。
また塗料の強い臭いはストレスを抱えてしまう方も少なくありません。
臭いは人によって頭痛や吐き気を引き起こすこともあります。特に小さなお子さんや妊婦さんがいる家庭では気になる可能性が高いです。
その日の塗装箇所によって、開ける窓を業者と相談したり、職人さんたちに私語を控えてもらうことでトラブル回避できることもありますので、ストレスになる前に業者に相談しましょう。
また、このようなトラブルを防ぐために事前に近隣の方への挨拶は重要となってきます。施工業者も挨拶に伺いますが、それだけを頼りにせず自分でも一軒一軒しっかり顔を合わせ挨拶まわりをすることで大きなトラブル回避に繋がります。
3-4 作業車が邪魔になる
工事が始まると、1台もしくは2台の車両で来ることが多いようです。
ただし、足場作業のときは、トラック2台以上でくることも少なくありません。お隣りの車庫が隣接している場合、出入りの邪魔をしないようにするのは当然なのですが、作業の都合上、どうしても車庫付近に止めざるを得ない状況の場合もあります。
その場合、業者さんにも作業中でも移動できるような配慮をしてもらいましょう。
3-5 スケジュール変更
外壁塗装は天候によっては施工できない日もあります。スケジュール通りに進んでいるのか進捗状況を確認することは大事です。その日の終わりに進捗状況を報告される業者もあります。当初のスケジュールと日程が変わった場合は新しい工期日程を提示してもらいましょう。