1-4 コレって塗り残し!?
・塗装された一部が他の部分とは明らかに色が違う
・指定していた色と違う部分がある
施工完了後に塗り残しや色の違う部分がある場合は、塗装業者による塗り残しかもしれません。見つけたらすぐに施工業者に連絡を入れましょう。ほぼ間違いなく補修対応をしてくれるでしょう。
しかし室外機の裏のような場所は動かす事が出来なかったなどの事情で、塗る事が出来なかった可能性もあります。
このようなトラブルを避けるためには工事が完了した後に、まだ足場が建っている段階で業者と一緒に仕上がりのチェックを行なうのが一番です。
塗り残しを発見した場合には、速やかに施工業者へと連絡を取り、出来るだけ早く対応をしてもらいましょう。
2. 塗装以外のトラブル
2-1 花壇の花や車に塗料がついてしまった
塗装工事をする場合、気になるのがお隣やご近所への塗料の飛散です。
塗装の際、ローラーもしくはスプレーによる吹付けを行います。
刷毛やローラーでの塗装よりもスプレーなどを使った吹き付け塗装をする際にペンキが飛散してしまう可能性があります。
塗装の作業に入る前に、養生が細かい箇所まで徹底されているか、ご自身で確認すると良いでしょう。
2-2 高圧洗浄の際の水が室内に浸入してしまった
窓や鍵の閉め忘れは、水の浸入の大きな原因になります。
また換気扇から水が浸入してしまった、という例もあります。この場合、家主側のミスになります。
高圧洗浄は、外壁の状態や箇所(インターホンやサッシ)によって、水圧を変えていく必要があります。窓やサッシ周りのコーキング部や、大きなクラックが入っている部分などに強力な水圧をかけてしまうと、サッシ周りであれば屋内に水が入ってしまいますし、クラック部分には、クラックが大きくなったり、壁の内側に水が入ったりする可能性があります。これは塗装店側のミスです。
水の浸入を見つけたら、すぐに高圧洗浄を行った職人さんに水が浸入している旨を伝え、早急に対応をしてもらうように依頼しましょう。
施工前に工程表を確認し、予め高圧洗浄を行う日を覚えておき、当日の朝のうちに窓閉めなどのチェックを行うと良いでしょう。