天候や時間帯によっても色は変わります。
快晴の太陽光の輝く反射率の高い晴れの日には全体的に色が明るく感じ、夕方は太陽光が赤みを多く含むので色味が変化します。また雨の日には全体的に暗い感じに見えます。
天気、時間帯、日向日陰など角度を変えてでチェックしてみましょう。
屋内、屋外でも色は変わり、室内の蛍光灯の光で見る色と太陽光の下でみるのとでは違う色に見えます。
色の確認は必ず屋内屋外、天気、時間帯を変え確認するようにしましょう。


業者さんによっては、ためし塗りをしてくれる業者もあるようなので相談してみると良いでしょう。

色選びは、外壁だけでなく家全体（付帯部：軒、破風、かさぎ、手すり）のバランスで考える必要があります。
付帯部の色決めは、沢山の色を使うよりも屋根や外壁に使用した色を使うことで失敗を防ぐことに繋がります。付帯部と外壁の色を合わせることで、全体的に統一感のあるイメージに仕上がります。逆に色を変えてアクセントになることもありますが、必ず全体のバランスを見ながら考えるようにしましょう。

外壁塗装は高額な費用がかかります。できれば長く使用できる失敗しない色選びをするようにしたいものです。
「全く違う色に変えて心機一転」と思いながら実際は色のイメージが出来ていない…という方は多いです。建物の形状や周りの建物に合わせる景観も色決めには重要になります。実際の建物を色々見てみて、思い描いている色や同じような形状の建物の色を見てみるとイメージがわくかもしれません。

真っ青の空に映える白。白色の外壁塗装は清潔感があり、周りからの印象も良くなります。
遠くから見てもはっきりとしており、太陽光を浴びると一段と輝いて見える明るい色です。また他の色を引き立てる効果があります。
しかし、白には大きなデメリットがあります。
「白い外壁塗装は汚れが心配」という声をよくききます。実際に白い外壁は汚れが目立ちやすい色です。

ただ、色に関係なく、どれでも汚れますし、放置すると劣化症状を招きます。
また汚れを雨で流すといったセルフクリーニング機能がついた塗料を使用するというのもひとつの手です。

ブラウン系の色には、自然になじむような落ち着いた色は安心やぬくもりを感じられます。
周囲との調和を重視するのであれば自然やぬくもりを感じさせるブラウン系をおすすめします。

一方でブラウン系は幅が広く、色選びが難しい色でもあります。思っていた色と違ったとならないように、色に迷われたときはカラーシミュレーションなどを利用されることをおすすめします。