外壁塗装で色褪せしやすい色と色褪せにくい色を徹底検証!
1. 外壁の美しさを長持ちさせる対策
外壁の色は、建物の魅力を引き立て、住まいの雰囲気を演出します。家の第一印象は外観から始まります。しかし、外壁は太陽光や気象条件の影響を毎日受けており、経年とともに劣化していきます。なんだか最初の色と変わってきたな…と色の変化を感じることはありませんか?色が変色したり薄くなったりする症状を色褪せと言います。色褪せすると家が古ぼけたように感じ、とても気になりますよね。この色褪せは、選ぶ色や塗料次第で外壁の美しさを長く維持することに繋げることができます。
この記事では、色褪せの原因や、色褪せしやすい色・しにくい色、そして色褪せ対策についてお話ししていきます。ぜひ参考にされてください。
2. 色褪せの原因
外壁の色褪せは太陽光や雨風、気温変化などによる経年劣化によって起こります。これらの自然要因によって、塗装の表面が傷んでしまい色褪せが生じます。
2-1 太陽光 紫外線
外壁は太陽光に晒されることで紫外線の影響を受け、色褪せが生じます。この紫外線により塗料の顔料に影響を与え、その結果外壁の色褪せが引き起こされます。特に日当たりの良い南面の外壁は、紫外線による色素の劣化が顕著です。実際に、よく陽の当たる窓際に置いているものが色褪せするのも同様の理由です。色の原子には、光に対する耐性に違いがあり、この差によって色褪せがしやすい・しにくいという違いが出てきます。しかし、紫外線エネルギーのダメージは避けられず、受ければ受けるほど色褪せが進行します。