6. 主に使われているコーキング材
●変成シリコン系 (塗装後コーキングする場合)
●変成シリコン系ノンブリードタイプ (コーキング後塗装する場合)
●ポリウレタン系ノンブリードタイプ (コーキング後塗装する場合)
※ブリードとは、可塑剤などの配合成分がコーキング材の表面ににじみ出ることをいいます。ノンブリードはブリード物を析出させないタイプで、コーキング後に塗装をする場合に適しています。
コーキングの上に塗装をする工程の場合は、ノンブリードタイプのコーキング剤を選ばないといけません。
7. まとめ
今回は外壁のコーキングについてお話をさせていただきました。
外壁のコーキングは外観に直結する部分なので、見た目の劣化は気になりますよね。ただ、すべての劣化が緊急を要するわけではありませんが、劣化を見つけたらまずは専門の業者に相談し、適切なタイミングで補修することが重要となります。
コーキングの劣化は進行すると、耐久性や建物の構造に様々なリスクを引き起こす可能性があります。それを避けるために、定期的な点検を行い、問題があれば早めに対処することで、建物を長持ちさせることができます。
もし判断に迷ったり、不安を感じたりした場合は、遠慮せずに専門の業者に相談することをおすすめします。専門の知識で適切なアドバイスと解決策を提供してくれるでしょう。
建物の健康を守るために、信頼できる業者に依頼しましょう。
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