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外壁塗装費用

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戸建 2階建て 30坪

外壁 シリコン塗料

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4. 雨樋に使用されている主な素材

1. 塩化ビニール
塩化ビニール樹脂を原料にした素材で強度に優れております。また低コストで軽量なため、一般住宅で多く使われています。色やサイズ、形のバリエーションが多いため人気があります。

《劣化症状》ひび割れ 変色 変形


2.アルミニウム製
アルミニウム製のため、錆にくいです。熱による変形がなく、継ぎ目がないためデザイン性が優れています。また金属製ですので耐久性が抜群です。デメリットは住宅用としてはあまり流通していないため高額になってしまうという点です。

《劣化症状》経年劣化による白錆び


3. ステンレス
ステンレス製の大きな特徴は、アルミニウム製より錆が発生しにくいという点です。雨樋は雨にさらされ続ける部分なので、ステンレス製であれば美観を著しく損なうことはありません。
また、強度もあり耐久性が高いため多く使用されています。

《劣化症状》金具部分の劣化・サビ


4. 銅
昔からあるような純和風の建物や、神社仏閣といった建物で多く使われているのが、この銅製の雨樋です。耐久性に優れ変色が起きにくいです。経年劣化することで徐々に銅らしい光沢を放ち、格調高い雰囲気を醸し出すのが魅力です。重量が大きく、高コストではありますが頑丈で破損しにくいです。

《劣化症状》酸性雨の影響による劣化進行、変色による美観の低下


5. ガルバリウム鋼板
ガルバリウム鋼板は鋼板にメッキを施しており、耐久性が高いという特徴があります。
錆にくいため耐用年数が他の素材と比べて非常に長いです。金属系の素材ではあるので、雨に長い間さらされる場合は注意が必要となります。また、施工価格が高めになるので一般住宅の雨樋ではあまり使用されません。

《劣化症状》もらい錆

5. 雨樋のメンテナンス

5-1 塗装

塗装をする目的は保護や美観のためです。強固な素材でできている雨樋は耐久性が高いため、途中で塗装をする必要はありませんが、時間の経過とともに色褪せが起こり、古びた感じが出てきてしまいます。建物と日光の当たる向きによっては、雨樋の色がくっきり分かれている場合もあります。
※塗装で雨樋の不具合を解決することはありません


◎雨樋塗装をする場合3つの注意点
・ケレンで下地処理をしてもらう
・塗装は必ず2回以上塗ってもらう
・外壁や屋根と同じ耐久性の塗料で塗ってもらう


◎雨樋の色
雨樋の色でよく使用されるのが、ホワイト・ブラック・ブラウン・グレーになります。
雨樋の色選びで一番おすすめしているのは、サッシの色に合わせることです。サッシの色に合わせることでお住まいのデザインのバランスを崩さずにおしゃれに仕上がります。
また鼻隠しに合わせるのもいいです。鼻隠しや破風板に合わせることでデザインに一体感が生まれます。あまり雨樋の色にこだわりがない方は、サッシや鼻隠しに合わせるのをおすすめしています。
雨樋の失敗しない色選びのポイントは「雨樋を目出たせないこと」です。理由は古くなると割れや色褪せ変形などがでてきます。原色系の色を使用した場合、劣化が悪目立ちします。
劣化が悪目立ちするとお住まいの全体の雰囲気が崩れてしまいます。また一部だけ色が異なり美観を損ねることになるため、雨樋はメンテナンスしやすいカラーを選ぶようにしましょう。

【参考】リフォーム時の付帯部塗装はしないでも大丈夫?

5-2 部分補修

①接続部が緩んでいる・外れている
接続部が緩んでいる場合、そこから水が漏れてしまいますので、緩んでいる箇所を一度取り外し、接着剤を塗り再びはめなおします。

②小さなひび割れや穴が開いている
小さなひび割れや穴が開いているとそこから水から漏れたり溢れたりします。そのような場合は、汚れを落とし、アルミ製の雨樋補修用テープで補修したい箇所を覆うようにテープを巻いていきます。

5-3 部分交換

①一部破損や一部欠落している
部分的に割れや破損、また欠落していたりする場合はその部分を新しく交換する必要があります。

②一部傾いている
雨樋の傾きは、雪の多い地域ではよく見られる劣化です。他にも台風や強風の際に何かが飛んできたことによって傾くことがあります。傾いている箇所が何ヶ所もある場合は部分交換での対応はできませんが、1箇所程度であればその部分のみの交換で対応することが出来ます。

③金具の曲がりや破損
雨樋を支えている金具も雪や雨、強風などで曲がったり錆びたりしてしまうことがあります。
被害が大きくなる前に新しい金具と交換します。

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