下地処理
さて、今日は下地処理について書いていこうと思います‼
下地処理が何となくでも大事とゆう事が伝われば幸いです
下地について
1 外壁の下地処理
※高圧水洗い洗浄
永い年月が経過しますと、汚れ・ホコリ・カビ・苔等が発生します。簡単にいうとホコリ落
としなのですが、かなりの高圧で洗い流さないと意味はありません。
この水洗いによって汚れなどを落とし、現状の壁面(屋根面)と仕上げ塗料材との付着を高め
る事が出来ます。
※モルタル面のひび割れ:サイデングボード目地の亀裂
伸縮:振動などで亀裂が生じた場合、今後に備え弾力のあるコーキング(ポリウレタン系ノン
ブリードタイプ)を擦り込みます。亀裂の入ったコーキングは全面、又は部分撤去いたしま
す。撤去した目地部にはプライマーを塗り、弾力のあるポリウレタン系ノンブリードタイプ
のコーキングを打ちます。水分を吸って反り返ったボードは釘を打ち込みなおします。
しかし、外壁材や外壁仕上げ材によって下地処理は違ってきます。
※砂壁状の仕上げ材の下地処理 (リシン:スタッコ)
砂壁状というのは、リシン:スタッコなどがありますが、これらはいずれも撥水性
(水を弾く力)がなく、どうしても吸い込みがある為、吸い込みの防止をする必要があります
す。これを防止するのがシーラーやフィラーといわれる下地調整材です。
※吸い込みのない仕上げ材の下地処理①(吹付タイル:サイデングボード塗装品)
工場で塗装されたサイデイングボードや吹付タイルなど、比較的吸い込みのない下地に
関しても表面がザラザラしていたりチョーキング(白化現象)が著しい下地については
シーラーといわれる白色系(透明クリアーもある)の下地調整材を塗ります。
※吸い込みのない仕上げ材の下地処理②(金属サイデング:鋼板)
表面に錆が発生している場合は、当然錆止め処理が必要です。錆止めも色々ありますが
エポキシ系錆止めをオススメします。これは内部に浸透する錆止めで、表面の錆だけでは
なく内部の腐食を防いでくれます。
その他色々な下地がありますが、基本的にはシーラーやアンダーフィラーなどの下地調整材
で付着強度を高める必要があります。また、木部などはケレンの上、吸い込みが激しい為
下塗りが必要です・・・・・
少しでも塗装工事をお考えの皆様の参考になれば幸いです
こんにちは
最近車の移動ばかりで運動不足解消の為(テレビ体操を)日課と
して始めました福岡中央店の宮崎です。(笑)