東大阪市・M様邸のシーリング打ち替え工事
昨日に続き、東大阪市西石切町現場のシーリング工事についてご紹介いたします♪
今回はサッシ廻りのシーリング打ち替えについてです。
ALCボードの建物では目地からの漏水が多く、特にサッシ廻りは注意は必要です。
ボードのジョイント部は深目地のため増し打ちでも大丈夫ですが、サッシ廻りは打ち代の確保が難しいため打ち替えを推奨しています
※ジョイント部も一度増し打ちすると埋まってしまうので、二度目は既存シーリングを撤去する必要があります。
【サッシ廻りシーリング打ち替え】
(1) 既存シーリング材撤去
まずは既存の目地シーリングを撤去します。
その際にサッシやボードを傷つけないよう注意しながらカッターを入れます。
可能な限り撤去するのが望ましいですが、硬化していて完全撤去が難しい場合は逆三角に切れ込みを入れて撤去します。
(2) マスキング/プライマー塗布
つぎにマスキングテープで養生してからプライマーを塗布します。
一度充填したシーリングを完璧に撤去するのは難しいため、密着性を確保するためにプライマーを塗り込みます
塗り過ぎてテープに滲むと良くないので塗布量には注意します。
(3) 新規シーリング材充填
いよいよ新しいシーリング材を充填していきます
充填する際はスカスカにならないよう中までしっかりと入れ込みます。
逆に多すぎてもヘラで押さえるときに周りに広がるため調整しながら充填します。
(4) 目地均し
充填が完了したらヘラで丁寧に均していきます。
このとき目地の幅やサッシの形によって使用するヘラの種類が変わります。
ヘラも材質によって硬さが異なるため、最も適した道具をチョイスします
(5) 施工後
硬化する前にテープを綺麗に剥がしたら打ち替え完了です。
打ち替えすることで目地の防水性が確保され、風雨による雨漏りを防いでくれます。
伸縮性もあるため躯体が動いても簡単には切れなくなります。
あとはこの上から塗装をすることで紫外線から目地を守ります(*^▽^*)
如何だったでしょうか?
シーリング工事の重要性が少しでもご理解いただけると幸いです(*^-^*)
今回はアドバイザーの伊藤がご紹介いたしました。
また次回お会いいたしましょう。
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