ノンブリード
テーマ:塗装工事
コーキングのノンブリードについて。
前回、変性シリコンを外部に使うというお話をしました。
でも、普通の変性シリコンではまだまだ役不足なのであります。
何故かというと、「コーキングの表面が汚れる」のです。
サイディングの目地や、モルタルのひび割れ補修の跡が
真っ黒になり目立つお家もみられます。
それはコーキングの油分(可塑剤)が染み出てきて
そこに埃などが付着し真っ黒になってしまうのです。
簡単にいうとベタベタになっちゃう!のです。
しかもかなり頑固?で、どんなに厚く塗装しても出てきます。怖いですね(笑)
なぜ油が染み出てくるのか…可塑剤の移行なんたら、と説明が長くなりますので
ここでは省きますが、せっかくきれいに塗装しても
数年後「なんだかミミズが這った跡みたいに黒くなってる~」とカッコ悪い。
そうならないための「ノンブリードタイプ」コーキングです。
油分(可塑剤)が表面に出にくくなって汚れを呼びにくいのです。
ベタベタに対してサラッとしているという感じでしょうか。
なので、塗装するなら必ずノンブリードタイプを使います。
値段はやっぱり高いのですが(普通の変性シリコンの1.5倍位)
そこでケチるようじゃプロと言えないですね(笑)
※低モジュラス(LM)とは柔らかく、外壁の動きに追従しやすいタイプです。
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成田店
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