「突然、訪問業者がきて家のことを色々言われた」「マイホームが古くなってきて外観が気になりだした」「最近、塗装業者のチラシが目につく」…などこのようなことが増えてくると、外壁メンテナンスを考えた方がいいのか?と不安になってくる方も多いと思います。
毎日の紫外線、凍結、土砂降りの雨、容赦なく吹き付ける強風、。
私たちが考える以上に家の外壁はダメージを受けています。
雨の日には傘をさす、季節に合った服を着る、肌を守るために日焼け止めを塗る…のと同じで、家の屋根や外壁も、素材や環境にあった塗料で、きちんちした工程による塗装を施すことで守られています。
塗装には「建物を保護する」「美観・資産価値の向上」「機能性を付加する」といった役割があります。
建物を守ってくれている「塗膜」にも寿命がありますので、定期的な点検とメンテナンスが必要となってきます。
◆建物の保護
建物において一番の天敵となるのが「水」です。
建物は水に弱いので保護するには、防水機能を復活させることです。
家はコンクリートや鉄筋、木などでできています。
これらすべては雨水や風から私たちを守ってくれますが、水に強い材料ではありません。
防水性が下がると…
コンクリートは水が入り込むと劣化します。
鉄筋は水に触れると錆付き、木は水が入り込むと腐食してしまいます。
塗装することで塗膜が紫外線や風雨から守り、建物の老朽化を防ぎ長期間保護します。
外壁塗装工事は、外観が新築のように美しくよみがえることに加え、水分の侵入を防ぐ防水性能の向上も目的の一つです。この防水機能により耐久性がアップし、家の寿命が延びることに繋がります。
◆美観・資産価値の向上
街に溶け込み、何より住む人の心の中に違和感なく溶け込んでいる家。
家の顔ともいうべき外観は、その家の印象やイメージを大きく左右します。時を経て味わいを増し、堂々の風格を現す家。家の表情がかわればまた気持ちも一新します。
いつも暖かく家族を迎え入れてくれる「家」に素敵な彩りを・・・。
外壁塗装をすることで、新築時のような輝きを取り戻し、新しい色でイメージチェンジできるのも目的の一つです。
また、塗り替えで建物自体の価値を高めます。同じ築年数であっても、「定期的にメンテナンスがなされている家」と「建てられたまま何もせずに年数が経過してしまった家」どちらの資産価値が高いかは簡単に判断できます。マンションやアパートのような賃貸物件は、立地や設備などの条件に加えて第一印象である外観も選ばれる基準になります。価値判断としては「長く住み続けられるか」「これからのメンテナンス費がどれくらいかかるのか」というところにあります。外壁塗装をしっかりすることで入居率の向上や売却率もアップする効果が期待できます。
このような理由から、外壁塗装が必要か、そうでないかと言えば必要と言えます。
定期的な塗装を行わなければ見た目が汚れていってしまう。劣化が早まり、建物の寿命が短くなって長く住むことができなくなってしまう。ということになっていきます。
まずは塗装専門業者に相談して、住まいの劣化症状に応じて、最適なメンテナンス方法を選ぶことが重要です。