
なぜ、会社によって見積り金額に差があるのでしょう?
「会社形態」が大きく工事価格や工事内容を変えます。
会社形態とは何か?
・ハウスメーカー
・工務店、大工さん
・リフォーム会社
・訪問販売専門のリフォーム会社
・ゼネコンや公共工事を手がける塗装専門店
・ビルダー、不動産会社
・ホームセンター
・直接個人住宅を手がける塗装専門店
・上記すべての業者から工事を請け負う下請け塗装専門店
これらはすべて、塗装工事を受注する業者になります。
しかし、それぞれ工事価格やその内訳は異なります。
工事価格を構成する内訳は?
直接工事費(直接工事にかかる費用)
@ 施工職人の人件費
A 材料費(塗料代その他テープ、ビニール等の消耗品)
B 足場代
間接工事費(工事には関係ない費用)
C 営業マンの人件費
D 広告宣伝費(CM、チラシ、パンフレット等)
E 諸経費(会社運営のための費用)
利益(マージン)
F 元請け業者の利益
G 下請け業者の利益
以上8種類の内訳となり、直接工事費用だけで塗装できるところから8種類全てかかるところまであります。
単純に比較すると(直接工事費用だけで塗装工事できる)会社が一番安いということになります。
下請け工事の秘密
「下請け工事にクレーム多し」と、いわれている 下請け工事の現実
工事をする方法は、自社職人による直接工事と他社の塗装店(下請け会社)を使って工事する方法の二種類あります。
主に下請け会社の塗装会社は、知名度信用力などがないため、直接、一般のお客様からの仕事の依頼はほとんどない為、上記のハウスメーカーをはじめとした会社(元請け)の下請け工事をしています。
現在、ハウスメーカー、工務店、営業会社等のほとんどが下請け会社による工事
下請け会社は、仕事をハウスメーカー等から継続してもらえる代わりに工事代金を安くたたかれ、業者乱立や価格競争の影響を受け、さらに安くほとんど利益にならない仕事が増えてきています。それでも、仕事がない為、1棟でも多く数をこなしているのが現状です。
「職人のこだわりで丁寧にいい仕事するぞ!」と悠長なことは言ってられません。そんなことをしていたら、人件費、材料費が増え赤字となり生活ができません。
数をこなすためには、どうしても粗い仕事になります。
お客様にはわからないから「3回塗る契約のところを1回しか塗らない」という悪質な手抜き業者もでています。
こうなると、せっかく高額な工事金額の耐久性のよい塗料で工事したとしても、低額な耐久性の悪い塗料を使った工事と同じになってしまいます。
すばらしい工事をしている下請け業者もたくさん存在しますが元請けマージンを上乗せした金額のわりには、直接工事する方法に比べると、価格、工事内容等、下請け工事のクレーム発生が多くなるのは事実です。
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ハウスメーカー等 |
直接工事店【当社】 |
| メリット |
・知名度が高い |
・直接工事で高品質 ・マージンカットで低価格 ・安心保証付き ・カラーシミュレーション提案
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| デメリット |
・下請け工事で低品質多い ・中間マージンで高価格 ・保証がない ・完成イメージがつかみにくい
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・知名度が低い |
自己防衛の方法
一昔前、塗装ブームをおこした会社があります。そこの会社はセールスマンが仕事をとり、下請け会社に流すというやり方です。その会社が出した求人広告にこんな言葉が書かれていました。“セールスマン募集!月収100万円も夢じゃない!”と・・・。実際、100万円以上をもらっていた人もいたようです。そこの会社の内訳は、まず、契約金額の4分の3が会社とセールスマンの利益となり、4分の1以下で下請け塗装会社に流すというやり方でした。どんなに良い技術であったとしても限られた金額の中ではやれる事はきまってきます。
塗装工事は、技術者と材料で99%決まります。営業費にかけるか、技術費、材料費にかけるかで全く違う工事になるのです。見積金額が同じだからといっても、同じ工事内容にはならないのです。
今回、このよう書かせて頂いたのは、全てを知って頂き理解した上で判断して頂きたいと思ったからです。インターネットで情報収集が豊富にできる現時代、当然下請け工事と直接工事の差を理解した上で下請け工事となる会社に頼まれていたのだと思っておりました。しかし、様々なお客様と話をさせて頂くと、逆に知っている方のほうが珍しく、損をされている方が今でも非常に多いということなのです。
悪徳業者が今でも後をたたない中、騙されず、逆に少しでも得をする為には情報収集が一番です。皆様に情報だけでも伝えられお役に立てればという思いで書かせて頂きました。「自己防衛」=「情報収集」なのです。
最後までお読み頂きありがとうございました。また、あなた様のお役に立てることを心より願っております。
ペイントホームズ 野口 正喜
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